新卒3年目の筆者がテックキャンプを受講した結果
筆者は2021年12月24日のクリスマスイブに次の就職先が決まったため、テックキャンプを晴れて卒業となった。
筆者はエンジニア転職夜間休日コースという半年間の学習カリキュラムと転職支援がついているコースを受講した。
学習と転職活動の流れは以下の通りである。
2021年2月 テックキャンプ受講開始
2021年8月 学習カリキュラム修了
2021年11月 転職活動開始
2021年12月 就職先決定・前職退職
筆者は本来9月末にて前職を退職予定であったが、会社都合で12月まで在籍することになったため転職活動を11月からに後ろ倒しし、9〜10月はテックキャンプを休止していた。
テックキャンプエンジニア転職には以下の2つのコースがある。
①短期集中コース
約10週間の学習カリキュラム。平日も昼夜学習するため仕事や学校との両立は難しいため、退職・退学後に受講する人のためのコース。
②夜間休日コース (←筆者が受講)
約半年間の学習カリキュラム。平日の夜間と休日を使って学習を進めるため、仕事や学校との両立が可能。
今回は実際に筆者がテックキャンプに通ってみてどうだったのか、率直な感想をブログにしようと思う。
結論から述べると筆者はテックキャンプに通ったことによって「人生を変えること」ができたと思っている。
毎日同じことの繰り返しだった新卒入社の前職に筆者は「このままでいいのか」と感じてしまった。
そこは刺激はないが確実に上がっていける「安定」の世界だった。
敷かれたレールではなく、自分で道を創りたかった。
プログラミング、特にテックキャンプで学ぶ内容は自分で創り出すことが好きな人にはもってこいだと思う。
転職のためのプログラミング学習だけではなく、自分が構想したものを創り出すことをWEBアプリケーション開発を通じて楽しむことができる。
筆者は文系大学を卒業しITとは無縁の業界で働いてきたが、プログラミングを学んでよかったと今は感じている。
まず、大きくテックキャンプのコンテンツは以下の2つに分けられる。
① プログラミング学習
② 転職支援
※転職ありの場合
①プログラミング学習ではWEBアプリケーション作成のための基礎を学習する。
Twitterのようなコミュニケーションアプリ、メルカリのようなフリマアプリなどの開発を通じて、最終的に自分のオリジナルアプリを作成するまでが学習内容となっている。
②転職支援では実際に学習中に開発したオリジナルアプリをポートフォリオとして企業に見てもらうことで就活を進めていく。
基本的に①②共にオンラインで進める形式となるので、
自宅や教室で自由にカリキュラムを進めたり、サポーターとZOOM面談をしたりする。
筆者の場合は自宅で進めるのが苦手だったのでよく教室へ行っていた。
ここからは筆者が感じた良い点と気になる点をそれぞれ上げていこうと思う。
気になる点についてもポジティブに考えることができると思うが、考え方次第ではあるので参考にしてほしい。
【良い点】
・未経験エンジニアとして働くのに必要な基礎的なプログラミングスキルがつく。
・カリキュラムがとてもわかりやすく、実際にコードを書きながら学習できる。
・自分が考えたWEBアプリケーションを開発できる。
・転職支援がかなり手厚いため、安心して就活を進めることができる。
・サポーターの方々が親身になって向き合ってくれる。
【気になる点】
・学習のペースや方法などは学習者にほとんど依存しているため、やる気をもって望む必要がある。
→学習については自由度が高いので自分で計画を立てて取り組めれば効率的に進めることができる。
・費用がかなり高い。
→これについては多くの人が受講を決断する上で引っ掛かる点ではあると思う。
筆者の場合エンジニア転職夜間休日コースに通っていたが、ざっくり100万近く費用がかかった。社会人2年目の筆者は月約5万で2年間の支払いに分割することにした。これだけの費用をかけるにもかかわらず当時の筆者は迷わなかった。とにかく現状脱却、そのための100万円はどんなものにかけるお金よりも有意義な出費だと感じたのだ。
また自分で大金をかけた分、勉強のやる気の後押しになることが多かった。
上記の通りテックキャンプの良い点と気になる点を述べたが、他のプログラミングスクールに通っていないため比較ができないのが惜しい点ではある。
しかし特に転職カウンセラーや学習サポーターの方々はが本当に親身に自分に向き合ってくれたことが、素晴らしい点だったと思う。
やる気のある時はプラスでやるべきことをどんどん提案してくれるし、モチベーションが落ちてしまっている時は、相談に乗ってくれて一緒にやり方を考えてくれる。
特にプログラミングに初めて触れる、転職活動もしたことない筆者にとっては大きな励みになったので、これ以上良い環境はなかったと今では感じている。
また何よりも筆者にとっては「人生の転換点」をくれたことが大きい。
今のままでいいのかと現状に疑問を感じている人、もっと自分で創造することがしたいと考える人にとってテックキャンプは確実に良い機会を与えてくれる。